よくある質問

よくある質問

長年、肩こりで困っていますが、鍼灸で楽になりますか?

肩こりの原因はいくつかあります。首の病気やときには肝臓や胃腸などの内臓疾患から起こることもありますが、同じ姿勢による長時間の作業、ストレス、眼の疲れなど筋肉が原因のものが多いようです。それら筋肉による肩こりを予防するには、作業中も無理のない姿勢を保ち、ときどき首を回したり、肩の上げ下げをするなど筋肉の緊張をほぐすとよいでしょう。鍼灸治療では、筋肉をほぐすとともに、血液循環をよくすることで凝りを和らげることができます。

アトピー性皮膚炎に鍼灸は効きますか?

鍼灸治療には、アレルギーによって異常になった自律神経機能を調節し、内分泌機能を賦活する作用があることが科学的に証明されています。アレルギー治療につきものの副作用の心配もほとんどなく、根本的な体質改善が期待できます。

月経痛で悩んでいます。婦人科では特に異常はないと言われていますが、鍼灸で改善できますか?

一般的に月経痛は、仕事ができない程ひどい症状がない限り、我慢してしまうか市販の痛み止めの薬で抑えていることが多いのが現状のようです。しかし、月経のたびに薬を飲むというのはあまり好ましいとは言えません。その点、鍼灸は副作用をほとんど伴わずに痛みを抑えることができ、女性ホルモンの調和にも効果的で理想的な治療法と言えると思います。

現在妊娠中ですが、先日の検診で逆子と言われました。鍼灸で逆子が治ると聞いたことがありますが本当ですか?

逆子(骨盤位)に対する鍼灸の有効性があげられています。鍼灸治療で約80%が戻るといわれています。女性特有の冷え症や、不妊症などの婦人科疾患に対しても効果的です。

ここ何年か運動不足もあって体重が増えました。毎年健康診断を受けるのが憂鬱です。鍼灸治療で生活習慣病の予防はできますか?

鍼灸治療をするとインシュリンホルモンの分泌が改善され、血糖値が下がります。これは膵臓のβ細胞が活性化することによるもので、糖尿病に有効とされています。また、血中コレステロールを減少させて血管内をきれいにし、動脈硬化や肥満を予防する働きがあります。さらに腎機能を活発にし、排泄機能を高めて利尿を促すことで、高血圧症にも有効とされています。

職場でのストレスが強く、最近体調もよくありません。鍼灸で効果がありますか?

ストレスのために体調を崩して胃痛や下痢が続いたり、ひどい場合には胃潰瘍や十二指腸潰瘍になることがよくあります。逆に言えば、胃腸など内臓機能を良くすることで体調を整え、その結果ストレスを抑えることが可能になります。鍼灸には、自律神経の緊張を緩和してバランスのとれた状態にするとともに、内臓機能を回復させる働きがあります。

病院で変形性膝関節症と言われました。膝が痛くて外出するのもおっくうです。鍼灸で痛みを和らげることはできないでしょうか?

鍼治療には、鎮痛物質(エンドルフィン)を中枢で大量産生させる作用があり、痛みを和らげることができます。また、海外における大規模な臨床研究でもその有効性が示されています。

 

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