専門学校教育(鍼灸師育成)
現代社会の中で、心身ともに傷つき病んだ人々へ鍼灸施術(治療)によりからだのケアを行い、人々の健康へ喜与し、医療・福祉・地域に貢献できる鍼灸師を育成することを目標にしています。
患者様の立場にたつ
鍼灸師養成の基本的な考えかたは、病気だけでなく患者様自身を診られる鍼灸師を育てることだと考えます。
患者様の立場を理解する
患者様の立場に立つとはどういうことか?を学ぶには、人としての道徳観念の理解が必要と考えます。
施術者としての責任
患者様は、ひとつの疾患だけを持っているわけではありません。高齢化の中でその傾向はますます大きくなっています。いろいろな問題を抱えた患者様に、治療者として責任を持つことが大切です。鍼灸の専門家(得意性)としてどんな疾患にも総合的な力を持って治療に当たる、そんな力量をもって地域医療の現場で求められるような鍼灸師が必要と考えます。
コミュニケーション能力の向上
患者様や家族とのコミュニケーション、医療スタッフや鍼灸師同士のコミュニケーション能力を高めることはこれからの鍼灸師教育に不可欠なことです。
鍼灸師として必要な能力として
- 医療従事者としての常識的なモラル。
- 安全な施術の知識と技術の習得。
- 遭遇頻度の高い疾患についての医学知識。
- 必要な情報の整理。
鍼灸専門学校教育に関する経験
教育に関する事項
湘南医療福祉専門学校東洋療法学科専任教員
- 担当科目:臨床医学総論,臨床医学各論,鍼実技,灸実技
- 介護福祉学科兼任講師(解剖生理学)
埼玉東洋医療専門学校鍼灸学科専任教員
- 担当科目:臨床医学各論,国家試験対策
新宿鍼灸柔整専門学校鍼灸学科専任教員
- 担当科目:鍼基礎実習Ⅰ,臨床鍼灸治療論Ⅰ・Ⅱ,臨床実習Ⅰ,総合臨床,国家試験対策
日本伝統医療科学大学院大学 助教
- 担当科目:臨床鍼灸治療学総論講義,臨床鍼灸治療学総論演習,臨床鍼灸研究実習、臨床鍼灸課題研究(修士論文)
臨床教育に関する事項
- 筑波技術短期大学鍼灸学科:臨床実習補助(補助員)
- 新宿鍼灸柔整専門学校附属四谷左門町鍼灸院:卒業後研修教育