平成30年 ネパールでの鍼灸ボランティア活動-その4

・・・Nepal, Nepal, Nepal(Three time)・・・

・9月21日・

Pediatrics Hospitalから帰りの空港まで、標高640mほどの山道を通らなければなりません。朝から小雨が降ったり止んだりの天気でした。空港まで約2時間の道のりです。天候が良くないので早めに出発しました。山道も下りになり空港まで半分ぐらいの距離になった時、何やらカーブの先に何かあるようで数台の車が止まっていました。そこで見た光景に絶句です。山肌の崖の崩れを補修していたショベルカーが大きな岩を道に落としてしまった事に気づかずにいました。大きな岩や砂などで路を塞いでいました。みんな立ち往生していました。それを見た時、今日は飛行機に乗れない・・・どうしよう・・・カトマンズに戻れないと。次の瞬間、車に同乗していたネパール人が工事しているショベルカーに声をかけて止めさせました。そして、立ち往生しているネパールの人達に声をかけて道を塞いでいる岩などを人力で片しているではないですか。頼もしい・・・素敵すぎます。再出発に30分もかからなかったと思います。それから空港まで順調でした。空港近くの道路が渋滞していました。今度は?何があるのだろ・・・・そこには、路一杯に ガタスタパナ(ダサイン初日9月21日)の秋祭りが行われていました。物凄い熱気でした。予定より少し遅れて無事空港まで着きました。

・9月22日・

カトマンズにある鍼灸学校を訪問しました。ネパール人の校長先生は、日本の鍼灸学校へ留学され鍼灸licenseを取得されたとのことで日本語がお上手でした。施設内の見学と、授業の見学をさせていただきました。皆さん一生懸命勉強されていました。また、同行していただいたネパール鍼灸師の先生のclinicも見学させていただきました。ありがとうございます。私たちの活動は、大海原に一滴の水をたらすに過ぎないかもしれません。今、出来ることを精一杯行っていきたいと思います。Nepalへの新たな思いを秘め、帰国いたしました。ありがとうございます。

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